母乳はあなたの赤ちゃんの命を救うことが出来るのです!! | ドクター・ギブソンのブログ
母乳は、子どもの死亡者数を減少させています。
毎年、推定83万人の赤ちゃんが、
母乳のおかげで生き延びているのです。
母乳によって、非常に特異的な免疫抗体が
母親から赤ちゃんに運ばれ、
文字通り何千もの異なる病気から新生児を守っています。
私たちの最高の科学でも、
母乳の免疫力に匹敵する
乳児用粉ミルクを作ることはできていません。
これらの免疫因子は、
免疫系が完全には機能していない
2歳未満の赤ちゃんを守ります。
また、この未熟な免疫系の強化は、
授乳が終わったあとも何年も続きます。
私たちが生きるこの世界には、
たくさんの時代遅れな例があります。
そのうちの一つが、
女性たちがパーフェクトフードを自分の中に持っているのに、
赤ちゃんに飲ませるための
高価な粉末の混合飲料を買うということです。
もし、全ての母親が、
世界レベルで自分の赤ちゃんを母乳だけで育てはじめたら、
5歳以下の子どもたちの死亡率は
13%まで下がるかもしれません。
これは注目に値します。
この事実にも関わらず、
6ヶ月以下の赤ちゃんのたった36%しか
母乳で育てられていません。
多くの危機に瀕して、私たちは、
シンプルでパワフルなメッセージを
女性たちにもっと届ける必要があります。
「母乳はあなたの赤ちゃんの命を救うことが出来るのです。」
母乳は赤ちゃんの空腹を防ぐだけのものではありません。
母乳は、赤ちゃんが生まれて、
最初のほぼ1年間の必要な全てのものをあたえて、
適切な栄養を保証します。
発展途上国では、
栄養失調の発病率が少ないのはこのためです。
また、母乳中の分子は、
健康な免疫系を供給する際に必須です。
幼児期を通して、感染症や病気とうまく闘えるよう、
子どもを丈夫にさせてくれます。
しかし、何百万人もの子どもたちが
母乳で育てられていません。
これには多くの理由があります。
一つは、先進国の低収入の母親は、
多くの場合、無料で粉ミルクを支給されていることです。
同様に発展途上国では、
最も貧しい家族がしばしば粉ミルクを利用することができます。
母親たちは、自分の完璧なミルクは、
提供されるゴミ同様の粉ミルクほど良くないと嘘を言われ、
粉ミルクを選びます。
こうして、女性たちから少しずつ母性が盗まれています。
現在、母親に赤ちゃんに授乳する方法を戻すには、
世界的な努力が必要でしょう。
保護、促進、そして母乳育児のサポートが必要です。
たとえ授乳することが自然のことだとしても、
新米の母親にとっては、学習によって身につけることなのです。
あなたはどのように赤ちゃんを助けることが出来ますか?
もしあなたが母親、または妊娠中だったら、
母乳の利点についてできるだけ全て学んでください。
そうでなかったら、母乳を選んだ母親をサポートして、
授乳という完璧で自然な行動は、
気持ち悪いことでも、
恥ずべきことでもないという自覚を促すのを助けてください。
彼らは、自分の赤ちゃんに
母乳を提供していることに誇りを感じる必要があります。
既にご存知とは思いますが、
乳児期の免疫系は、
まだ抗体や保護を作り出すことが出来ない事実から、
ワクチンが主張されているような
利益をもたらすことはありえません。
乳児期の保護は母乳を介して来るのです。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の関係者は、
最近、2歳未満の子どもへのワクチン接種の方針が、
若い母親を医療命令に従順にするためのただの訓練であり、
子どもたちへの直接の利益のためではないことを認めました。