副腎疲労と甲状腺機能障害(パート1) | ドクター・ギブソンのブログ
睡眠は十分なはずなのに、疲労感が抜けず毎日ぐったりしてストレスを感じながら目覚めることはありませんか。そういう方は、コーヒーや炭酸飲料、栄養ドリンクなどの力を借りて無理矢理体を動かしても、一日中怒りっぽく、イライラしたり、大事なことを忘れて落ち込んだり、甘いものが食べたくてしかたがないのではないでしょうか。そしていつも頭がはっきりしないまま一日が過ぎ、寝つきもよくないことでしょう。
こんな毎日を過ごしている方は数百万人はいると思いますが、健康診断をしても特に問題がないと言われ、どうすればいいのか分からないまま過ごしているようです。もしあなたがこのように感じているならば、私は副腎疲労がその原因である可能性が高いと思います。
副腎は、ストレスによって放出されるホルモンに堪えるために闘争・逃走ホルモンを分泌します。甲状腺は、新陳代謝を促進する甲状腺ホルモンが生成・分泌し、このホルモンがたんぱく質を合成します。さらに、甲状腺は体が他のホルモンのバランスをコントロールするのを助けます。甲状腺が適切な量のホルモンを分泌しないと、他のホルモンにも影響します。これらのホルモンのバランスが乱れると重度の疲労を感じるだけではなく、様々な健康問題を引き起こしかねない状態を作り出す可能性があります。
この問題は、現在とても多くの人々に影響を与えており、経験したことのない人はまれです。副腎、そして甲状腺の機能は、あらゆる面であなたの脳と体の健康に関係しています。しかし、心配は要りません。食生活や生活習慣を変え、また、ストレスを感じやすい考え方を見直すことでこれらの問題を改善することができるのです。
副腎と甲状腺の問題を理解する上で重要な5つのこと:
1.副腎や甲状腺の検査をして異常が見つかったとしても、その2つに問題があるのではなく、別のところに原因があります。
2.甲状腺の薬は症状を抑えてくれますが、問題の根本的な原因は放置されまたままです。薬は病気を治すものではなく、ほとんどの場合問題を悪化させます。
3.副腎と甲状腺の問題は同時に起こることが多いのですが、私は同じ治療法で両方を改善してきました。
4.私は、副腎疲労と甲状腺機能障害の主な原因は、栄養バランスが悪い食生活、慢性のストレス、慢性の炎症の3つと考えています。慢性の炎症は、過剰カロリーの摂取、血糖値の上昇、酸化ストレスなどが引き金となります。
5.副腎と甲状腺に問題があると、アルツハイマー病などの神経変性疾患の危険性を大幅に増加させます。ホルモンのアンバランスや脳疾患などの重大な問題が新たに起こるのです。
副腎と甲状腺に問題があるときの6つの症状:
1.8時間寝ても、疲れが取れない
2.厳しく食事制限をしているのに、体重が減らない
3.健康的な食生活をしているのに太る
4.気分の落ち込みや、不安、イライラなどを感じる
5.頭がはっきりしない、ぼんやりしてしまう
6.生理周期が不規則、PMS(月経前症候群)がある、性欲がない
来週はパート2、副腎と甲状腺を回復させるための方法をご紹介します。
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