大豆油は安全だと思っていませんか? | ドクター・ギブソンのブログ
数年前、アメリカのほとんどの食品は、
ココナッツやヤシなどの
健康的な熱帯性の油で作られていました。
全ての油を輸入するコストのため、
食品業界は
より地元で生産できる油に切り替えることに決めました。
それは、地元で好都合に作られる
大豆油が健康に非常に悪いという事実を除けば、
すべてよいことでした。
特に、アメリカで栽培されている大豆の90%以上が
遺伝子組み換えされていること、
大豆が健康的な選択から外れる理由なのですが、
大豆油に水素添加されるとさらに悪くなります。
水素添加油は、水素ガスを高圧下で
油に圧送することによって作られます。
水素添加する主な理由は、
食品の貯蔵寿命をのばすことです。
最大限に水素添加された油は体に悪いですが、
部分的に水素添加された油はさらに悪いです。
この部分的に水素添加された油は、
飽和脂肪酸への分子転換を完了することができないので、
油はトランス脂肪酸でいっぱいになります。
1990年代の後半には、研究者たちは、
完全に水素添加された油と
部分的に水素添加された油の健康への悪影響を理解し始めました。
そして2006年には、FBAが食品製造業者に、
製品ラベルにトランス脂肪酸の含有量を載せるように要求し始めま
この時点で、多くの製品が、
部分的に水素添加された油で作られていたので、
製造業者はトランス脂肪酸量を
リストに挙げることを回避しようと試みました。
1人あたり0.5グラム以下の場合は、
製品に記載する必要はありません。
そこで、多くの製造業者は、
使っているトランス脂肪酸を一般に知らせる代わりに、
単純に製品の一人当たりのサイズを小さくしました。
もし、1人分がクラッカー5枚、
またはクッキー1枚とパッケージに少なく記載してあるときは、
おそらくトランス脂肪酸が含まれているでしょう。
部分的に水素添加された大豆油に含まれるトランス脂肪酸は、
以下に示すような多くの健康問題を引き起こすか
それに寄与することが明らかになっています。
まず、体内のガンと闘う酵素を阻害します。
また、肥満、自己免疫疾患、骨変性、喘息など
多くの慢性的な健康問題にも関わっています。
インスリン受容体を阻害するので、
結果として糖尿病にも関与しています。
動脈を詰まらせて、心臓病を引き起こす可能性があります。
そのほか、免疫機能を下げる、
善玉コレステロールを減らす一方、
悪玉コレステロールを増やす、
生殖問題を引き起こすなどです。
明らかに、部分的に水素添加された
大豆油に含まれるトランス脂肪酸は、
健康リスクの全てに価値があるというわけではありません。
だから、水素添加された大豆油は本当に悪いのです。
しかし、水素添加されていない大豆油でさえ体に有害です。
アメリカで栽培されている大豆のほとんどは、
遺伝子組換えされています。
遺伝子組換えされた大豆は、
一般的に除草剤として使われている
毒物のグリホセートで処理されます。
悪いニュースは、一度、
グリホセートは農作物に散布されると、
植物全体に浸透します。
これは単純に洗い落とせるものではありません。
この毒物は、内分泌撹乱、DNAの損傷、
発達上の毒性、神経毒性、生殖の毒性、ガンを引き起こします。
要するに、大豆油は水素添加されているいないにかかわらず、
非常に健康に危険なのです。
大豆油はほとんど全ての加工食品に含まれているため、
一番簡単に避ける方法は、
食生活から全ての加工食品を取り除くことです。
マーガリンやベジタブルオイルの代わりに、
オーガニックのバターを使うようにしてください。
ココナッツオイルは、他の全ての調理油と比較すると、
とても健康的な選択なので、ぜひ使ってください。
注意深く食べることが必要になりますが、
大豆油を取り除くことはできます。
大豆油が引き起こす否定的なことが、
どれだけ多く起こるかを考えると、
わざわざ食生活から取り除くという努力はする価値があります。
食品ラベルをよく読んで、
大豆油を避けるようにしていきましょう。
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