うつ病に苦しむ方々へ～幸せへの第一歩⑩脳の貯蓄 | ドクター・ギブソンのブログ

この短いながらも重要な情報が、
あなたの幸せ分子についての理解をより深めていくでしょう。

必要な神経伝達物質を貯蔵して保存する収容力を、
私は「脳の貯蓄」と呼んでいます。
脳の分子は、私たちに幸せを感じさせたり、
やる気を出させたり、
ストレスに対処する能力を与えてくれます。
なので、人生が予測不能、
または全く理想的ではないときでさえ、
私たちはそれを乗り越え、
健康な幸福感を持つことができるのです。
問題やストレスを経験するとき、
私たちは脳の貯蓄を使い果たします。
巨大な脳の貯蓄を持っていて、
使った分を補充する能力を持っている人もいますが、
脳の貯蓄がとても小さく、
すぐには補充できない人もいます。
この理由は、通常、脳の栄養不足と、
需要と供給の問題です。
言い換えると、
もしあなたが幸せ（を感じる）化学物質を使っていないと、
あなたの体は幸せ化学物質を作るのを止めるでしょう。
月曜日は気分が良く感じ、
いつもと同じような1日でも、
火曜日には物事を処理することができなくなるのは、
このような理由です。
あなたはすでに脳の貯蓄を使い尽くしたのです。

この需要と供給の問題の逆もまた真実です。
私たちは、脳の化学物質を使えば使うほど、
体にますます作るようシグナルを送ります。
その秘訣は、私たちが毎日できるだけ、
セロトニンとドーパミンを使うことです。
体により作らせることができるように、
できるだけ毎回一滴残さず使い尽くしてください。
もしあなたが、
これを着実な習慣にすることができるならば、
あなたは、脳の貯蓄の量と、
脳の化学物質を補充するスピードの両方増やすことができるでしょう。

生理機能を変化させるのは、
単純なプロセスです。
最初は、強制されて熟慮しますが、
その後は十分な練習と繰り返しで、
何も考えることなく無意識に行うようになります。
例えば、もしあなたが面白いビデオが好きなら、
毎日時間を決めて自分自身を笑わせましょう。
抑圧を取り除き、本当に自由にしてみてください。
あなたが面白いと感じる時、
あなたは特にセロトニンを使っています。
そして、それこそがまさに私たちがしたいことなのです。
あなたはこれを１日に何度も繰り返したいかもしれませんし、
毎日続けたいでしょう。
こうして、あなたの脳と細胞は、
体内に化学物質を作るという変化に適応し始めます。
これがちょうど何千もの効果的なテクニックのうちの一つです。
この記事は、「脳の化学物質の追加」という考えと関連しています。