脳が変われば、人生が変わる | ドクター・ギブソンのブログ
生活を向上させる脳機能強化のヒント
脳は体の中で最も驚異的で重要な組織です。脳は、何の指令を出さなくても、呼吸、睡眠、食べものの消化などの異なる働きをすべて制御して、私たちが問題なく生きられるようにしてくれています。それ以外にも、脳は、免疫系のコントロール、感情の動き、活力、遺伝情報を担う物質であるDNAまでもつかさどっているのです。
実際に脳内で何が起こっているのか?
脳は新しいことを学んだり、新しいことにチャレンジしたりすると変化、成長します。しかし、あるタイプの人は脳によい刺激を与えようとしないため、脳が停滞した状態のままになっています。多くの医者たちも未だ私たちは脳の健康をコントロールすることができず、外傷を受けたら回復しないと信じているのです。脳神経科医の中にも、いまだ古くて独断的な考えを持っている人もいます。その理由は、彼らは研究論文などを読まず、最新情報を得ようとしないからです。
私の臨床での基本的な考え方は、「神経には適応性がある」ということで、脳の回復と再構成の可能性について常に考えています。脳と神経の治療をするとき、この考え方に基づいて行います。これは「健康増進の神経学」です。これにより脳の構造に劇的な変化が起こることが、MRIとCTで確かめられています。脳は修復し、成長し、変化し、学習することができるのです。
脳細胞は、それぞれが小さな工場のようになっています。一つの脳細胞が複数の重要な働きをし、エネルギーの生成、酵素やたんぱく質の生成をし、意識下、あるいは、潜在意識下でさまざまな役割をしています。さらに、脳細胞はDNAの活発化と抑制さえもコントロールしているのです。しかし、車と同じように、脳にも燃料、高品質の部品とメンテナンスが必要です。これらがないと脳は最高の状態で機能できません。
最先端の技術で作られた脳スキャンの映像は、脳が劇的に変化するということを実証しています。脳に必要な栄養を与え、適切なケアをすれば、脳は強化され、修復されるのです。
加齢による脳の衰えは避けることができないことはわかっていますが、近年、アルツハイマー病、多発性硬化症、パーキンソン病が急激に増えています。アルツハイマー病は、アメリカにおいて最も多い死因のうちの6番目となっています。また、ストレス、環境汚染、睡眠不足、ジャンクフードの摂取、薬物、ワクチン、栄養失調などの原因により、こうした神経変性疾患になるリスクが劇的に増加します。
健康な脳を保つために
しかし希望はあります。脳の損傷を治療するより、このような病気にならないように予防する方が、はるかに簡単なのです。脳を健康にし、神経障害を予防するには、ライフスタイルを少し変え、取り入れやすい自然な治療法を始めるだけでよいのです。もちろんこれで、すでに損傷を受けた脳を治療し、回復させることも可能です。この予防法は、あなたの精神状態やエネルギー、集中力、記憶力を改善する助けにもなります。年をとっても、あなたは精神的に健康なままでいられ、パーキンソン病やアルツハイマー病などにも縁がなくなります。もう遅いからと諦めないで、基本的なライフスタイルを変えることから始めましょう。(詳細については、「脳の健康を保つ10の秘訣」をお読みください。)
私の患者の多くは、この10の秘訣を実践し、最初の1週間で何かしらの改善に気づきますが、細胞レベルでの変化を期待するには少なくても90日かかります。そのため、体が解毒し、脳の機能を強化し回復させるためにも、少なくとも3ヶ月は継続することをお勧めします。いったん脳が修復し、脳の健康への基礎ができ上がると、あとのメンテナンスは「ネオセル」で簡単にできるようになります。私が開発した、脳に必須の栄養素「ネオセル」の詳細は、こちらからどうぞ。http://www.newbraincell.com/
私は、安全かつ効果的な自然療法で、神経変性疾患の治療に取り組んでいますが、病気を治療するというよりも、あなたの生活の質をより良くする手助けがしたいのです。現在健康にこれといった問題がない方もこのまま一生健康であるとは限りません。健康なまま一生を過ごすには、意識してライフスタイルを見直すことが大切なのです。